Self Control

息子が無事、高校に合格。
しかも、我が母校に。
いやぁ、これでひと安心。
夜は肉食って、ワイン呑んでお祝い。

さぁ、ゆっくり風呂でも入るか、というときに手にしたのがチョムスキーの「メディア・コントロール」(集英社新書)。確か9.11のあとに買った本。

辺見庸さんが行ったインタビューの箇所を読むと、意外や意外、普段引かない傍線を引いてた。
たとえばこんな箇所。ちょっと長いけど引用します。(無許可でごめん)

***
エンロンの問題で肝心なのは、何年もの間税金を払っていなかった、それが問題なのです。なぜ払わずにすんだのか。政府が金のある協力な企業が税金を逃れられる仕組みを作ったからです。そう、これもまた、権力者による一般大衆への攻撃です。いまの政府は以前にましてたちが悪い。そしてまた政府は、今日の石油会社を利するためなら、明日の子供たちが生きる環境を破壊してもまったく平気だという事実に、国民の注目を集めないようにしたい。それがジョージ・ブッシュの政府なのです。孫の代に環境がどうなっていても意に介さない。いま儲けることが大事なんです。
 しかし、人々は意に介します。人々は孫たちに地球を残したい。だからこそ、政府はそこに注意を引きたくないんです。完全に逸らしておきたい。ワシントンでは国民に対する大掛かりな攻撃が行われている。そこに人が目を向けないように、どこか別のところを向いていてほしい。どうすればいいか。恐怖に陥れればいいんです。人々をコントロールする最良の方法は恐怖を利用することです。だから、もしも我々を滅ぼそうとしている「悪の枢軸」が存在するならば、人々は恐怖に怯えて四の五のいわず、指導者のいうがままになり、指導者が人々にしていることにいちいち神経を尖らせることはあるまい、とこのように考えているのです。
***

これって、石油会社を電力会社に置き換えたら… ねえ。

さて、チョムスキーを取材した辺見さんによりますと、彼の研究室にはバートランド・ラッセルの肖像写真が飾ってあるそうです。

バートランド・ラッセルという名前で思い出すのが、高校1年の担任・F先生。
柔道漬けの毎日に悲鳴をあげ、辞めてしまったときに、ラッセルの「幸福論」の原書(ペーパーバック)を渡され、「読め!」とススメられた。

ま、日本語で読んでも難しい本なので、全く理解はできなかったけど、ラッセルの名前だけは印象に残った。その後、学生になってから、チョムスキーが好きになり、そのチョムスキーがラッセルを師事してるというのは何か因縁めいたものを感じる。

柔道部を辞めたことはすごく大きなターニングポイントだったと思う。
厳しい練習から「逃げた」訳だけど、どうせ逃げるなら、「全力で逃げよう!」と自分が本当に打ち込めるものを探すきっかけになった出来事。
※浅田彰の「逃走論」に興味を持ったのも案外このことがきっかけかも。

その学校に息子が通うことになった。
いまはドラゲー観ながら、ネヘラネヘラしてるけど、この3年間で何か掴んでくれたらなぁ、と思う。

で、高校時代に組んでたバンドでやってたのがこの曲。
コントロールつながりで。

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